有限会社ワンダーランド
2025年04月10日
ブログ
不動産はどうやって「価格」が決まる?
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。
不動産の売買をご相談いただく中で、最も多く寄せられるご質問のひとつが、
「価格ってどうやって決まるんですか?」というものです。
確かに、不動産はスーパーの商品と違って、値札があっても“それが相場通り”とは限らないのが難しいところ。
今回は、不動産売買の現場で実際にどう価格が決まっていくのか、そして売主・買主のそれぞれの立場から見たリアルな動きについて、わかりやすくご紹介します。
「価格ってどうやって決まるんですか?」というものです。
確かに、不動産はスーパーの商品と違って、値札があっても“それが相場通り”とは限らないのが難しいところ。
今回は、不動産売買の現場で実際にどう価格が決まっていくのか、そして売主・買主のそれぞれの立場から見たリアルな動きについて、わかりやすくご紹介します。
1.不動産価格は「一物一価」ではない
まず知っておきたいのは、不動産の価格は絶対的な“定価”があるわけではないということです。
同じような立地・間取りであっても、方位や建物の状態、リフォーム歴、接道状況、管理体制などの条件で、価格は大きく変わります。
たとえば、同じマンションの別の部屋であっても、
• 上層階か低層階か
• 南向きか北向きか
• リフォーム済か原状のままか
• 現在居住中か空室か
といった要素で、100万〜500万円以上の差が出ることも珍しくありません。
つまり、価格は相場+個別事情+市場動向+人の判断によって成り立つ、非常に繊細なバランスの上にあるのです。
同じような立地・間取りであっても、方位や建物の状態、リフォーム歴、接道状況、管理体制などの条件で、価格は大きく変わります。
たとえば、同じマンションの別の部屋であっても、
• 上層階か低層階か
• 南向きか北向きか
• リフォーム済か原状のままか
• 現在居住中か空室か
といった要素で、100万〜500万円以上の差が出ることも珍しくありません。
つまり、価格は相場+個別事情+市場動向+人の判断によって成り立つ、非常に繊細なバランスの上にあるのです。
2.売主の想いと現実のギャップ
不動産を売却する売主の多くは、その物件に対する思い入れがあります。
「親から相続した大切な家だから安く売りたくない」
「ローンを完済したいから、いくら以下では売れない」
「昔高く買ったから、それに近い価格じゃないと納得できない」
そうしたお気持ちは当然ですし、尊重すべきものです。
しかし、実際の相場がそれよりも下回っている場合、売却期間が長引く・問い合わせが来ない・値下げ交渉が続くといった事態になってしまうことがあります。
そのため、まずは冷静に相場を把握し、今の市場の動きを見たうえでの価格設定が必要になります。
とはいえ、最終的な売出価格は売主様の意思を尊重しつつ、「動く価格」「売れる価格」とのバランスを一緒に検討することが大切です。
「親から相続した大切な家だから安く売りたくない」
「ローンを完済したいから、いくら以下では売れない」
「昔高く買ったから、それに近い価格じゃないと納得できない」
そうしたお気持ちは当然ですし、尊重すべきものです。
しかし、実際の相場がそれよりも下回っている場合、売却期間が長引く・問い合わせが来ない・値下げ交渉が続くといった事態になってしまうことがあります。
そのため、まずは冷静に相場を把握し、今の市場の動きを見たうえでの価格設定が必要になります。
とはいえ、最終的な売出価格は売主様の意思を尊重しつつ、「動く価格」「売れる価格」とのバランスを一緒に検討することが大切です。
3.買主は“価格だけ”では動かない
一方、買主の視点ではどうでしょうか。
「できるだけ安く」「相場より安ければ即決」というイメージを持たれがちですが、実際には価格だけでなく、“条件”や“安心感”を重視している方が多いです。
たとえば同じ価格の物件が複数あっても、
• 情報が整っていて写真も豊富にある
• 実際に内覧できる(居住中でも丁寧に案内してもらえる)
• 契約や引渡しの時期が明確でスムーズに進められる
• リフォームの相談や資金計画に柔軟に応じてもらえる
といった「購入後の安心」が見える物件の方が、結果的に早く・高く売れることがあるのです。
価格交渉も、ただ「もっと下げてほしい」ではなく、「ここが気になるから、これぐらいであれば即決したい」といった話し合いの中で着地するケースが多く、価格だけに目を向けるのではなく、“総合的な価値”を見極める姿勢が大切です。
「できるだけ安く」「相場より安ければ即決」というイメージを持たれがちですが、実際には価格だけでなく、“条件”や“安心感”を重視している方が多いです。
たとえば同じ価格の物件が複数あっても、
• 情報が整っていて写真も豊富にある
• 実際に内覧できる(居住中でも丁寧に案内してもらえる)
• 契約や引渡しの時期が明確でスムーズに進められる
• リフォームの相談や資金計画に柔軟に応じてもらえる
といった「購入後の安心」が見える物件の方が、結果的に早く・高く売れることがあるのです。
価格交渉も、ただ「もっと下げてほしい」ではなく、「ここが気になるから、これぐらいであれば即決したい」といった話し合いの中で着地するケースが多く、価格だけに目を向けるのではなく、“総合的な価値”を見極める姿勢が大切です。
4.売買価格は“市場が決める”という事実
最終的に、不動産の価格は市場(買主の反応)によって決まるというのが現実です。
いくら査定や希望価格があっても、買い手がつかない限りは「成立しない価格」になってしまいます。
そのため、私たちは売主様と一緒に「この価格でどのくらいの反響がありそうか」「問い合わせの反応を見て、どのタイミングで見直すべきか」といった販売戦略を組み立てることを重視しています。
また、成約価格の他にも、「売却までのスピード」「売却にかかる諸費用」「売却後の次の住まい探し」など、トータルで納得できるゴールを一緒に目指すことが、スムーズな売買の成功には欠かせません。
いくら査定や希望価格があっても、買い手がつかない限りは「成立しない価格」になってしまいます。
そのため、私たちは売主様と一緒に「この価格でどのくらいの反響がありそうか」「問い合わせの反応を見て、どのタイミングで見直すべきか」といった販売戦略を組み立てることを重視しています。
また、成約価格の他にも、「売却までのスピード」「売却にかかる諸費用」「売却後の次の住まい探し」など、トータルで納得できるゴールを一緒に目指すことが、スムーズな売買の成功には欠かせません。
5.まとめ
不動産の売買価格は、単なる「言い値」や「希望額」ではなく、相場・物件の状態・タイミング・人の心理・情報の見せ方など、さまざまな要素が重なって決まるものです。
売主と買主、双方が納得し合い、良いご縁につながるためには、価格だけにとらわれない視点と、現実に即した判断力が必要になります。
ワンダーランドでは、机上の査定額だけでなく、実際の動きや反応を見ながら、お客様と一緒にベストな価格設定・販売戦略を立ててまいります。
「まずは相場だけ知りたい」「まだ売るか決めていないけど話を聞いてみたい」そんな段階でもお気軽にご相談ください。
売主と買主、双方が納得し合い、良いご縁につながるためには、価格だけにとらわれない視点と、現実に即した判断力が必要になります。
ワンダーランドでは、机上の査定額だけでなく、実際の動きや反応を見ながら、お客様と一緒にベストな価格設定・販売戦略を立ててまいります。
「まずは相場だけ知りたい」「まだ売るか決めていないけど話を聞いてみたい」そんな段階でもお気軽にご相談ください。
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不動産に関するお困りごとがありましたら、ぜひワンダーランドにご相談ください。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
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・mail kuma@720901.com
住所:大阪市浪速区敷津西1-1-25
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Fax: 06-6643−3363
Fax: 06-6647-3363
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この記事を書いた人
紀本 舞

奈良の田原本町で生まれ育ちました。1年浪人し大阪大学の看護学専攻で学び看護師の資格をとった後、徳島大学助産学専攻科で学び、助産師となりました。11年間助産師、看護師として働き、たくさんの命の誕生、旅立ちに立ち会い、たくさんの喜びや悲しみを経験させてもらいました。
医療からなぜ不動産業界に!?とよく驚かれますが、小学生の頃に家を建て替え、一級建築士の父が描いた図面が建物になったことに感動し、不動産業は誰かの新しい暮らしのサポートができる良い仕事だと思いました。看護師として働く中では、きちんと身の回りの整理をできないまま旅立っていく方も多く見てきました。 不動産は大切な資産です。揺り籠から墓場まで、そして相続まで、これまでの経験を活かして皆様の人生を豊かにするお手伝いがしたいと考えております。
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