助産師・看護師から不動産業界への転職から1年経っての感想
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。
看護師での新採用の頃、採用3ヶ月とか1年で所感のレポートを出す課題がありました。
3ヶ月の感想は以前書いたので、今回は1年経っての経験と学びについて書きたいと思います。
ちなみに以前のブログは、↓こちらから見て下さい。
「助産師・看護師から不動産業界への転職から3ヶ月経っての感想」
転職の理由
不動産業界へ転職して1年が経ちました。
まだ、「契約書を作って」と言われるよりも、目の前で人が倒れた方が動けるような気もします。
私が看護師・助産師から不動産業界への転職を決意した理由の中で、最も大きかったのは、
「人の死を見送ることに慣れてしまいたくない」という気持ちでした。
もちろん、しんどい人の少しでも役に立ちたいし、一瞬でもつらさを軽減できるケアや関わりをしたいと思って、仕事にやりがいも感じていました。
人の死に実際に慣れることはなかったのかもしれませんが、親しくなった患者さんを見送ることはとても辛く、苦しい経験でした。
私が一番に悲しんではいけないし、冷静に、一歩引いて見なければならないと自分に言い聞かせ、その葛藤は精神的に負担でした。
そして、これを乗り越えてしまったら、自分が大切な家族を亡くしたときにも一歩引いて見てしまって、心から悲しめなくなるのではないかという気持ちがありました。
この事が看護師の仕事から離れた、一番大きな理由だったのかもしれません。
助産師業務を思い出してみると
分娩は人それぞれで、かわいい新生児に会うために頑張るお母さんを近くでサポートすることが出来て、共に喜ぶことが出来て、やりがいはとても大きかったです。
また分娩の進行の予測を立ててそれに向けてスタッフの確保や物品の準備を整え、緊張感のある現場をある意味リードしていく役割には、面白さも感じていました。
分娩の緊張感や、生後間もない赤ちゃんの天使のような姿に立ち会えることは、とても特別な経験でした。
この1年間は新しいことばっかりで、赤ちゃんに会えないさみしさを感じる余裕なんて無かったけど、今このブログを書きながら助産師業務を思い出していると、あの可愛い新生児に会いたい、触れたいと感じています。
看護師、助産師共に、人に深く関われて、毎日誰かの役に立つことが出来る、本当に面白い仕事です。
私でも出来るはず!と転職
私の知り合いの中で、看護師から他の病院や医療関連の仕事に転職した人は多いですが、不動産業界に転職した人は聞いたことがありません。
そういう意味では、私の転職は珍しい経路だと思います。
もちろん安定した病院勤務から、街の不動産屋さんへの転職には、周囲の人から反対されました。
しかし、私はどこかポジティブなところがあって、
「誰かが働いている所なんだから、私も働けないことはないんだろう」
という気持ちで踏み出すことができました。
新しいことが出来る「ワクワク!」、知的好奇心も大きかったです。
不動産業界に転職して
商売をしている人に会う機会がとても増えました。
ただ正直にものを言うだけでは、賢く生きていけない。
駆け引きや、事実を伝えるタイミングや伝え方も大事で、それによって、商談が決まったり、駄目になったりすると言う事を感じました。
また、他にも学んだことは多くあります。
不動産業界での学び
一見すると不動産業界の人々は、うさん臭い印象を持たれがちです。
しかし、何度も顔を合わせて会話を重ねるうちに、その人の誠実さや熱心さが見えてきます。
この業界では、顧客との信頼関係を築くために、何度も足を運び、顔を見せることが非常に重要です。
信頼は一朝一夕に築けるものではなく、時間をかけてゆっくりと育てていくものだと実感しています。
商談のタイミングの重要性
不動産業界では、タイミングが非常に重要です。
物件の売買や賃貸契約では、適切なタイミングでのアクションが成功の鍵を握ります。
市場の動向を常に注視し、顧客のニーズに迅速に対応できるよう、常にアンテナを張っておく必要があります。
タイミングを逃すと、大きなチャンスを逃すことにもなりかねないため、常に市場の動きに敏感でいることが求められます。
コミュニケーションの技術
不動産業界で成功するためには、コミュニケーション能力が欠かせません。
顧客のニーズを正確に把握し、適切な情報をタイムリーに提供することが重要です。
また、交渉の場面では、相手の立場を理解し、双方にとって有益な解決策を見つけるための技術が求められます。
これらのコミュニケーションスキルは、日々の経験を通じて磨かれていくものであり、私はまだ学び続けている途中です。
信頼関係の構築
顧客との長期的な関係を築くためには、信頼関係の構築が不可欠です。
これは、一貫した誠実な対応、約束の遵守、正確な情報提供など、日々の小さな積み重ねによって成り立っています。
顧客が私たちを信頼して自分の大切な財産を任せてくれるようになるまでには、時間がかかりますが、その信頼が築けたときの喜びは大きいものでしょう。
看護師・助産師としての経験の活用
商談を成功に導くためには、相手の心を理解し、信頼を築くことが重要です。
それは、看護師・助産師としての経験とも通じる部分があります。
患者さんやその家族との信頼関係を築くことが、看護の質を高める上で非常に重要でした。
その経験が、今の仕事にも役立っていると感じます。
また、不動産業界では、情報収集と分析が欠かせません。
市場の動向を把握し、顧客にとって最適な提案をするためには、日々の情報収集が必要です。
この点も、看護師・助産師時代に培ったスキルが活かされています。
患者さんの状態を正確に把握し、最適なケアを提供するためには、情報収集とアセスメント(分析)が欠かせませんでした。
今後の目標
しかし、人々の生活に密接に関わる重要な仕事であるという点で、看護師・助産師としての仕事と共通する部分があります。
先日、助産師として最初に就職した病院の同僚と再会する機会がありました。
みんな、私の不動産業界への転職に驚きつつも、興味を持ってくれました。
集まった同僚の中には、すでに戸建てやマンションを購入している人もいて、私にとって身近な人々が不動産に関して相談してくれることがあるかもしれません。
まずは、その様な状況で、信頼され、頼りにされる不動産の専門家となることが、私の目標です。
今後も、お客様に必要な情報を提供し、適切なアドバイスができるよう、日々の経験を大切にしながら、新しい情報を積極的に収集し、学び続けることを心がけていきます。
看護師・助産師としての経験が、人々の幸せな生活をサポートする不動産業界での仕事にも役立つことを信じています。
不動産の悩みやトラブル、相続については、ワンダーランドにご相談ください。
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