表に出ない不動産の話
浪速区の不動産オーナーの皆様、こんにちは。ワンダーランドの久保田です。
現場で毎日起きているのに、なぜか表には出てこない。そういう話を、ワンダーランドの視点で書きます。
その特約、誰のために入っていますか?
契約書は、うしろのほうを見てください。
最近はうちの契約書でも条文の前に特約はあります。
契約書を渡されると、たいていの方は最初のページから読みはじめます。売買代金、面積、日付。もちろん大事なところです。
けれども、私がまず見てほしいと思うのは、「特約」の欄です。
契約書は、どの取引でもだいたい同じことが書いてあります。法律で決まっている項目や、業界で共通して使われている文言が並びます。ここはひな形どおりで問題ありません。むしろ、へたに変えないほうが安全です。
差が出るのは、特約欄です。ここは、その物件とその取引のために、あとから書き足す場所だからです。だから、特約欄を見れば、その契約書が「あなたのために作られたものか」「ひな形をそのまま出しただけのものか」が、かなりの部分わかってしまいます。
見た目は似ていても、中身はまるで違う
とえば、同じ中古住宅の売買契約書が二通あったとします。
一通は、特約欄に「本物件は現状有姿にて引渡す」とだけ書いてある。もう一通は、「給湯器は引渡し時点で経年劣化により不具合の可能性があり、買主はこれを了承のうえ購入する」「東側ブロック塀は隣地との共有であり、修繕の際は隣地所有者との協議を要する」といった具体的な事情が、何行も書き足してある。
厚さも見た目も、大きくは変わりません。けれども、この二通が守ってくれる範囲は、まるで違います。
前者は、何かあったときに「現状有姿と書いてありましたよね」で終わってしまう可能性があります。後者は、あらかじめ問題になりそうな点を洗い出し、「これは了解済みですね」という形で、売主と買主の双方を守っています。
特約欄が具体的であるほど、その業者は物件をきちんと見て、リスクを言葉にする手間をかけている、ということです。逆に、どんな物件でも似たような一文しか入っていないなら、それは物件を見ていない証拠かもしれません。
なぜ、手間をかけない業者が多いのか
これは業者を責めたい話ではありません。特約を一件ずつ書き足すのは、正直に言って手間です。
物件を実際に見て、隣地との関係を確かめて、設備の古さを把握して、売主の事情を聞いて、それを法的に問題のない文章に落とし込む。時間がかかります。売上がその分増えるわけでもありません。だから、標準的なひな形で済ませたくなる。気持ちはわかります。
けれども、特約というのは、取引が順調なあいだは一度も読まれません。効いてくるのは、何か問題が起きたときだけです。雨漏りが見つかったとき。境界でもめたとき。設備が壊れたとき。そのときになって、「あの一行があってよかった」あるいは「あの一行がなかったせいで」という話になります。
読まれないところに手間をかけられるかどうか。そこに、業者の姿勢が出ます。
顧客として、どこを見ればいいか
専門的な文章を読みこなす必要はありません。次の点を見るだけで、だいぶ判断できます。
まず、特約欄に、その物件ならではの具体的な言葉が入っているか。地名や設備名、隣地のことなど、あなたの物件にしか当てはまらない記述があるかどうか。
次に、意味のわからない特約について質問したとき、その場ですぐに理由を説明してもらえるか。「これはひな形でこうなっています」で説明が終わるなら、注意したほうがいいかもしれません。
そして、自分にとって不利になりそうな特約がないか。特約は、売主・買主のどちらかに有利に働くこともあります。「これは誰のために入っている一文だろう」と考えてみてください。
特約欄は、その取引の履歴書です
条文のページが「決まりごと」だとすれば、特約欄は「この取引だけの物語」です。誰が、何を心配して、何を確かめて、この契約に至ったのか。それが、数行の中に詰まっています。
契約書を受け取ったら、うしろのほうをめくってみてください。そこに、あなたのための言葉があるかどうか。それが、いい取引だったかどうかの、ひとつの目印になります。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
https://www.720901.com/
https://www.720.co.jp/
・mail [email protected]
・
住所:大阪市浪速区敷津西1-1-25
Tel: 0120-720901(なにわくで一番)
Tel: 0120-720981(なにわくは一番)
Fax: 06-6643−3363
Fax: 06-6647-3363
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
関連した記事を読む
- 2026/07/22
- 2026/07/21
- 2026/07/20
- 2026/07/15


大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。