身近に感じる、不動産業界のDX
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。最近は座ってPCと向き合っている時間が多く、運動不足です。
DX、デジタルトランスフォーメーションとは、組織や企業がデジタル技術を活用してビジネスプロセスや業務の変革を進めることを指します。
これは、従来のアナログな方法や手法から、デジタル技術やデジタルツールの導入、活用による効率化や革新を図ることを意味します。
現代のデジタル化の波は、あらゆる業界に大きな変革をもたらしており、不動産業界もその波に乗り、効率化や顧客満足度の向上など、さまざまなメリットを享受しています。
もちろんワンダーランドでもDXは進行中です。
本日は、不動産業界(ワンダーランド)におけるDXの具体例とその中で感じていることについて書いていきます。
1.デジタルマーケティングとオンライン広告
不動産業界では、従来の紙媒体や看板広告に頼ったマーケティング手法から、デジタル広告へのシフトが進んでいます。
不動産会社は、インターネットやSNSを活用することで、より多くの人に広告を届けることができます。
また、デジタルマーケティングのツールを使って、ターゲットに合わせた広告の配信が可能となり、効率的な広告ができます。
もちろん、今まで行ってきた紙媒体や看板広告も大切です。
先日も、管理物件に看板広告をつけ、同日にレインズ(不動産流通標準情報システム)にも掲載しましたが、最初に連絡が来たのは看板を見たお客様からでした。
15時頃看板を掲示し、翌日の午前中には連絡が来て、その日のうちに案内をしました。
その後も多くの問い合わせがあり、レインズからのお客様だけではなく、看板を見て連絡したというお客様も多くいらっしゃいました。
これまで行ってきたアナログの広告方法と、デジタルマーケティングのツールを併用し、両者の良いところを使っていくことが大切だと実感しました。
2.クラウドベースの家賃管理システム
クラウドテクノロジーの進歩により、不動産業者はクラウドベースの家賃管理システムを導入することができるようになりました。
クラウドで管理することにより、物件ごとの家賃や滞納状況、入居者情報などのデータを一元管理することが可能となります。
さらに、自動的に家賃の徴収や滞納通知を行う機能も備えており、手作業のミスを減らすことができます。
また、データのバックアップやセキュリティもクラウド上で保護されるため、情報漏洩のリスクも低減されます。
ワンダーランドでも、クラウドで家賃管理ができるように動いているところです。
管理しているマンションとその部屋を登録し、それぞれの入居者の情報を入力していきます。
かなりの量の入力項目があり、終わりの見えない作業に心が折れそうになります。
もちろん入力作業を進めている間にも、入居や退去のため入居者が変わり、修正や新規入居者の入力が必要となり、混乱しそうになります。
3.家賃管理で難しいと感じること
クラウド管理システムと銀行口座を連携することで、入金がどこのマンションの何号室の入居者からのものなのか、また入金金額が賃料と一致しているのかを確認することができます。
とても便利な機能ですが、この確認作業で最近難しく感じていることがあります。
一つ目は、前月とは違った振込名義での入金です。
入居者情報に登録した振込み名義で判別しますので、毎回同じであれば管理しやすいのですが、
「101ワンダーランド」
「カ)ワンダーランド」
「コーポA ワンダーランド」
など今までと違った名前で入金されるとシステムでは判別できずに、人間が判断しなければなりません。
全部の入居者の名前や部屋番号を覚えているわけではないので、探すのに一苦労しますし、ミスの元です。
二つ目は、水道料金などの変動費用が含まれるものです。
水道料金や電気料金を入居者が直接契約せず、弊社がメーターを確認して賃料と共に請求している場合は、毎月賃料等の合計額が変わります。
賃料等の請求額合計を確認して、振込額が正しいのか確認しなければなりません。
三つ目は月半ばの振込みです。
例えば10日に振込まれている場合、来月分を振込んでもらえている可能性もあれば、当月分が遅れて振り込まれている可能性もあります。
正確に把握するには、入居日からの振込み歴をさかのぼっての確認が必要になります。
最初にずれて把握してしまうと、その後もずっと間違った認識をしてしまうので、導入しはじめの今きちんと把握しなければならない作業だと感じています。
賃料の支払い方法には、他にも口座振替や、直接支払いに来る方もいらっしゃいます。
口座振替については、口座振替サービスを提供している業者によるメールやweb上で明細を確認することができます。
それも、口座振替サービスの業者によって違うので、繁雑な作業です。
直接支払いに来る方の支払い状況の把握が、現在私の課題となっています。
領収書の控えを確認して把握するのですが、いつ支払いに来るか分からないので、領収書を定位置から持ち出せず、業務時間内に領収書の控えをゆっくり確認することが大変しにくいです。
そのため賃料支払いの把握に時差が生じてしまいます。
また人が行う作業なので、日付の抜けや、何月分の賃料を支払ってもらったのか記入が漏れていることがあります。
アナログとデジタルが混在していることにより、課題も多いのが現状です。
4.AIとデータ分析の活用
人工知能(AI)とデータ分析の技術は、家賃管理においても革新をもたらしています。
AIを活用することで、滞納リスクの高い入居者を予測することができます。
また、データ分析によって家賃相場の変動や需要の予測が可能となります。
これにより、適切な家賃設定や入居者の選定など、より効果的な家賃管理が行えます。
また、AIを活用したチャットボットやオンラインサポートシステムを導入することで、入居者からの問い合わせやトラブル対応もスムーズに行えます。
とまあ、理論的にはそうなのかもしれませんが、ワンダーランドではここまでの進歩はまだ無理そうです。
技術に追いつけるよう頑張って勉強します。
5.データの可視化と報告
DXによって得られる豊富なデータを可視化し、適切な報告を行うことも家賃管理の革新です。
不動産業者は可視化されたデータやレポート作成ツールを活用し、入居率や滞納率、家賃収入の推移などをリアルタイムで把握することができます。
これによって、賃貸不動産管理のトレンドや課題を把握し、迅速な意思決定や改善策の立案が可能となります。
ワンダーランドでも、クラウド管理システムで、稼働率や滞納件数を把握することができます。
正直入力が追いついていない部分もあり、正確な数値ではないのですが、このデータの可視化を上手く利用して、入居者の方がより快適に過ごせるような住まい作り、オーナー様により良い賃貸不動産経営への提案ができるようにしていきたいです。
まとめ
不動産業界におけるDXの進展は、家賃管理の革新をもたらしています。
デジタル契約や自動化、クラウドベースの管理システム、AIとデータ分析の活用、データ可視化と報告など、さまざまな要素が組み合わさって効率性と利便性が向上しています。
これにより、不動産業者はより効果的な家賃管理を行い、入居者は快適でスムーズな生活を送ることができます。
家賃管理のDXは、不動産業界における大きな進化となり、将来の成長と競争力の向上を支える重要な要素です。
ワンダーランドでも、DX化に対応し、入居者様にもオーナー様にも利益をもたらせるように頑張って参ります。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
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