大阪と東京の再開発~大阪の未来を考える~
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
今回は、東京と大阪の再開発の違いについて感じたことをお話しします。
1.東京の再開発と圧倒的な規模
東京では、虎ノ門ヒルズや渋谷の再開発、品川駅周辺の大規模な再開発など、次々と新しいプロジェクトが進行中です。
虎ノ門ヒルズでは、ビジネス、商業、住居が一体となった都市空間が広がり、国際ビジネス拠点としての機能を強化しています。
渋谷(毎月末にマンション管理の勉強でお邪魔しています)では、駅周辺の大規模な再開発が進み、最先端の商業施設やオフィスが立ち並ぶ新たな都市空間が誕生。
これにより、東京は日本経済の中心としてさらなる進化を遂げ、国内外からの投資を呼び込む力を強めています。
また、品川では、新しい鉄道網の整備や駅の再開発が行われ、交通の要所としての役割が一層強化されています。
これらのプロジェクトは、雇用の創出、観光の活性化、経済の活力向上など多岐にわたる影響をもたらし、東京の都市機能と国際競争力を大幅に向上させています。
こうした再開発のスケールは、他都市と比較して圧倒的であり、東京がいかにして日本全体の経済を牽引しているかを実感させるものです。
このような大規模な再開発は、東京が経済の中心地としての地位を確固たるものにしている一因であり、さらに多くの人や企業を引き寄せ続けています。
2.大阪との違いを実感
東京では、麻布台ヒルズのような最新の超高層複合ビルが続々と誕生し、街の景観を一新しています。
また、高級マンションの三田ガーデンヒルズのようなプロジェクトも注目を集め、東京の住宅市場をさらに活性化させています。
これらの再開発は、東京の経済力をさらに押し上げ、世界的な都市としての地位を強化しています。
一方、大阪では、再開発の規模感や投資額は東京に比べると控えめで、2023年現在の大阪市の再開発投資額は東京の約5分の1程度とされています。
ビルの高さも東京と比べると控えめで、大阪のランドマークである「あべのハルカス」が唯一の超高層ビルです。
また、人口推移も違いが顕著で、東京は引き続き人口増加が見込まれている一方、大阪は横ばいから減少傾向にあります。
大阪は「食の街」としての魅力や温かい人情味、歴史的な文化を誇る独自の強みを持っています。
一方で、経済規模や都市インフラの整備においては、どうしても東京との差が感じられます。
大阪が目指すべきは、ただ東京を追いかけるのではなく、独自のスタイルで魅力的な街づくりを進めることです。
地域住民やビジネスにとって住みやすく、活気あふれる街として、競争の中で勝ち残っていけるような大阪を願っています。
3.大阪の未来と夢洲の課題
そんな中、大阪は夢洲を中心にIRや万博を通じて再開発を進めようとしています。
夢洲は、もともと大阪湾の埋め立て地であり、その歴史は1970年代に始まりました。
当初は産業廃棄物の処分場として利用され、その後、物流拠点やコンテナターミナルとしての活用が検討されました。
しかし、大規模な商業施設やリゾート施設の建設という夢が描かれる一方で、地盤の安定性や土壌汚染の問題が浮上しました。
特に問題視されるのは、地震発生時の液状化リスクです。メタンガスもどうするつもりでしょうか?爆発もあるというのに、吉村知事の強引なリーダーシップで、儲かるのは、維新の先生だけでしょうか?
さて、大阪は地震の影響を受けやすいエリアであり、夢洲の土地は長年にわたって廃棄物を埋め立ててきたため、地盤が非常に軟弱です。
また、土壌汚染も深刻で、これらの問題に対する十分な対策が講じられていない現状では、大規模な開発への不安が残ります。
多くの課題を無視した開発が進むことへの懸念もあり、現実的なリスクをしっかりと認識し、安全で持続可能な対策が求められています。
4.IR誘致と万博の意義
IR(統合型リゾート)と万博の誘致は、大阪経済を活性化させるための大規模なプロジェクトとされています。
シンガポールやマカオの例では、IRの導入によって観光収入が増加し、大規模な雇用創出が実現しました。
大阪も同様に、年間数千億円の経済効果と新たな雇用の創出が期待されています。
しかし、IRと万博の誘致には賛否があり、特に夢洲の地盤や土壌汚染、安全性への不安が大きな課題です。
これらのプロジェクトが本当に成功するのかどうかについては、不安を拭いきれません。
正直なところ、期待する一方で、簡単には信用できない部分も多いと感じます。
治安への懸念や多額の税金の適切な使用、そしてこれらが地域住民の利益に結びつくかどうかについての不安も無視できません。
もし計画がうまくいかなければ、その影響を受けるのは地元住民であり、税金が無駄になってしまう可能性もあります。維新政治の嘘もドンドン剥がれてきています。正直者が馬鹿を見る世の中を創ってもらいたく有りません。
IRや万博は、単なる一時的な経済刺激策ではなく、大阪の国際的な魅力を高める可能性を持っていますが、成功するためには安全性の確保と地域社会との調和が不可欠です。
IRの導入がうまく機能すれば、大阪は新たな観光拠点として発展する可能性がありますが、失敗すれば逆に大阪の評価を落としかねません。
将来の発展を目指すためには、メリット・デメリットの両面をしっかりと見据え、バランスの取れた視点で慎重に取り組むことが求められます。
ポジティブな面だけに注目するのではなく、リスクや課題についても目を向ける姿勢が、長期的な成功への鍵となるでしょう。
5.東京都のスケールの違いを感じながら、大阪の未来を考える
大阪には、大阪らしさを大切にした持続可能な成長が求められています。
しかし、東京の開発のスケールは本当にすごいです。
東京に行った際には、ぜひ開発のスケールの違いという視点で街並みを見てみてください。
高層ビルの立ち並び方や、再開発の規模感を目の当たりにすることで、東京と大阪の経済規模の差を実感できるはずです。
普段の街歩きでも、こうした目線で見てみると、新たな発見があり、都市の魅力を再認識できるかもしれません。
ちなもに、前にも書きましたがエミー賞で話題になったアメリカが作った本格時代劇「将軍」を観た、欧米人は大坂城(おおざかじょう)を観てみたいと思うのは当然のように思います。これは必見です!(個人の感想)
不動産や相続についてのご相談は、ぜひワンダーランドにお任せください。
個人的にZOOMでのアドバイスや講習もおこなっています。ご遠慮なくどうぞご連絡ください!お待ち申し上げております。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。