遺言書作成の重要性:不動産相続をスムーズに進めるために
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
相続が発生した際、遺産を分けるためのルールは遺言書があるかどうかで大きく異なります。特に不動産の相続においては、遺言書があるかないかで手続きの流れや家族間の合意に大きな影響を与えます。
不動産の相続は、多くの方にとって一生に一度経験するかどうかの大きな問題です。相続に伴う手続きや法律上の問題は複雑で、特に不動産が関わる場合、スムーズに進めるためには事前準備が欠かせません。ここでは、不動産相続の際に避けられないトラブルを防ぐために、遺言書の重要性について解説します。
1. 遺産分割のトラブルを防ぐ
遺言書がない場合、法定相続分に基づいて遺産が分割されますが、不動産は分割が難しいため、相続人間での話し合いが必要になります。遺言書がないと、相続人同士の意見が対立し、分割の方法をめぐってトラブルが発生しやすくなります。遺言書があれば、故人の意思を尊重した形で不動産の相続を進められ、争いを避けることができます。
2. 手続きがスムーズになる
遺言書があると、不動産の名義変更や登記の手続きが迅速に進められます。遺言書がない場合、相続人全員の合意が必要となり、その過程で時間と労力がかかることが少なくありません。遺言書で明確に相続人を指定しておくことで、手続きの簡略化が可能です。
3. 遺産の公平な分配が可能
不動産は高額資産であることが多く、他の資産とのバランスを考慮しなければならないことがあります。遺言書を作成することで、不動産以外の資産とのバランスを考慮した公平な分配が可能となります。例えば、不動産を特定の相続人に相続させる場合、他の相続人には現金などで調整することができます。
4. 二世帯住宅相続のトラブルを避けるために
二世帯住宅の相続は、その特性からトラブルが発生しやすいです。特に、親世帯が亡くなり、子世帯がそのまま住み続ける場合、他の相続人との間で不公平感が生じることがあります。このようなトラブルを避けるためには、次の点を意識しましょう。
事前の話し合い:親が存命中に、将来の相続に関する話し合いを行い、各相続人の希望を確認しておくことが重要です。
遺言書の作成:遺言書を作成し、具体的な相続方法を明記しておくと、後のトラブルを避けやすくなります。
4. 相続後の税金と法律的な注意点4. 法的トラブルを避ける
遺言書がない場合、相続人同士でのトラブルが裁判沙汰に発展するケースも少なくありません。特に不動産相続では、名義や所有権の確認が複雑になることがあります。遺言書を作成しておくことで、こうした法的リスクを減らし、遺産分割をスムーズに進めることができます。
遺言書作成の際に注意すべきポイント
遺言書を作成する際には、以下の点に注意することが大切です。
①公正証書遺言の作成:公正証書による遺言は、法的な効力が強く、後から無効とされるリスクが低くなります。公証役場で作成し、公証人に手続きを依頼することが推奨されます。
②不動産の正確な記載:不動産の登記情報や所在地を正確に記載することで、相続手続きがスムーズに進められます。
③遺留分を考慮:遺言書で遺産の分配を指定する際、法定相続人の遺留分を無視しないことが重要です。遺留分を無視した遺言は、後にトラブルを引き起こす原因となります。
まとめ
不動産相続をスムーズに進めるためには、遺言書の作成が重要です。遺言書を準備しておくことで、相続手続きの円滑化や相続人間のトラブル防止に役立ちます。不動産相続に関して不安や疑問がある場合は、専門家に相談し、早めに準備を進めることをおすすめします。
当相談窓口では、不動産相続に関する様々なご相談に対応しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
二世帯住宅に関する問題や相続に関するご相談は、当社の久保田までお気軽にお問い合わせください。
揉めないためにも、早めの対応が結果的に争続・相族から良い相続につながります。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
https://www.720901.com/
https://www.720.co.jp/
・mail info@720901.com
・
住所:大阪市浪速区敷津西1-1-25
Tel: 0120-720901(なにわくで一番)
Tel: 0120-720981(なにわくは一番)
Fax: 06-6643−3363
Fax: 06-6647-3363
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
関連した記事を読む
- 2024/12/01
- 2024/11/30
- 2024/11/27
- 2024/11/26
大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。