相続放棄の手続きと不動産に関するリスク管理方法
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
相続放棄とは?
相続放棄は、亡くなった方の財産や債務を一切引き継がないという法的手続きです。遺産には不動産や預貯金、株式などのプラスの財産だけでなく、借金や債務といったマイナスの財産も含まれるため、相続放棄はマイナスの財産を引き継がないための重要な手段です。相続放棄の手続きが適切に行われないと、知らぬ間に債務を負うリスクが生じることがあります。
相続放棄の手続き
1.相続放棄の決定:相続するかどうかを決定します。財産調査を行い、借金が財産を超える場合には、相続放棄を検討することが一般的です。
2.家庭裁判所への申立て:家庭裁判所に相続放棄申述書を提出し、必要な証拠や書類(被相続人の戸籍謄本、申立人の戸籍謄本など)を揃えます。
3.裁判所の審理:裁判所が申立て内容を確認し、適切な場合には相続放棄が認められます。この審理期間中に追加の書類提出が求められることがあります。
4.相続放棄の効果:家庭裁判所が相続放棄を認めた場合、その効果は遡って相続開始時に発生し、申立人は相続人ではなくなります。これにより、借金や債務を引き継ぐ義務が完全に免除されます。
相続放棄と不動産のリスク管理
相続放棄をした場合でも、放棄した不動産に関しては、放棄した相続人に管理責任が生じる可能性があります。不動産の価値がマイナスであっても、次の相続人がいない限り、その不動産の管理義務が残ることがあるため、以下のリスク管理を検討する必要があります。
1.早めの相続調査:相続放棄を決定する前に、不動産の価値や状態、そして関連する税金や債務について詳細に調査することが重要です。例えば、地元の不動産業者に物件の市場価値を査定してもらうなどが有効です。
2.次の相続人との協議:相続放棄を行うことで、次に控えている相続人がその不動産の相続権を持つことになります。そのため、次の相続人と協議し、不動産の処理方法や管理について合意しておくことが推奨されます。
3.適切な管理の確保:相続放棄後も、次の相続人が不在の場合や全員が放棄した場合、最終的には国が管理することになりますが、管理責任が一時的に元の相続人に残る場合があります。このため、相続放棄後に放置された不動産が地域や環境に悪影響を及ぼさないよう、適切に管理する必要があります。
4.管理費用の考慮:放棄する不動産に関しては、管理に伴う固定資産税や維持管理費用が発生することがあります。これらの費用が重荷になる場合には、次の相続人や管理者に引き継ぐ前に、適切な処理方法を協議することが重要です。
まとめ
不動産は高額資産であることが多く、他の資産とのバランスを考慮しなければならないことがあります。遺言書を作成することで、不動産以外の資産とのバランスを考慮した公平な分配が可能となります。例えば、不動産を特定の相続人に相続させる場合、他の相続人には現金などで調整することができます。
相続放棄などに関する問題や相続に関するご相談は、当社の久保田までお気軽にお問い合わせください。
揉めないためにも、早めの対応が結果的に争続・相族から良い相続につながります。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。