知りたいことに最短でたどり着く時代——アンサーエンジンとは?
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
最近、「アンサーエンジン」という言葉を耳にするようになりました。
まだ私たちの身近に浸透しているわけではありませんが、AIの進化とともに、今後大きく注目される技術になるのではないでしょうか。
このアンサーエンジンが不動産業界や情報社会にどのような変化をもたらすのか、考えてみたいと思います。
1.アンサーエンジンとは何か
アンサーエンジンとは、簡単にいえば「検索した瞬間に答えを提示してくれる仕組み」のことです。
これまでは「検索エンジン」が主流でした。
何かを調べるときにキーワードを入力し、一覧から自分に合った情報を探す……これは皆さんも日常的によくやっているはずです。
ところが、アンサーエンジンはその手順を大きく変えます。
ユーザーが知りたいことを直接問いかけると、すでにまとめられた“答え”がサッと表示される。
いわば“最短距離”で情報が手に入るイメージです。
例えば「東京駅周辺の家賃相場は?」と質問したら、相場データや具体的な物件例までが、まとまった形で返ってくるようになるかもしれません。
2.不動産業界への影響
当社ワンダーランドでは、賃貸や売買の仲介、管理などさまざまな業務を行っています。
その中で感じるのは、お客様にとって“情報”の取り方が常に変化し続けているということです。
たとえば物件探し。
これまでは物件ポータルサイトへアクセスし、条件検索をかけて数多くの物件一覧から絞り込むという手順がありました。
ところがアンサーエンジンのような技術が普及すれば、
「〇〇駅から徒歩10分以内で3LDK、予算は〇〇万円」
といった質問を入力するだけで、関連物件が一気に表示されるようになるでしょう。
これは賃貸物件に限らず、マンションや戸建て、土地などの売買でも同様に起こりうる話です。
つまり、不動産会社としては「どのように自社の物件情報を正しくアンサーエンジンに伝えるか」が、これからの大きな課題になるだろうと感じています。
3. 他の業界でも起こりうる変化
実は、この流れは不動産業界だけの話ではありません。
たとえば飲食店の予約や、旅行プランの提案、医療情報の検索なども同じように大きな変化を迎えるでしょう。
「ちょっとおいしいイタリアンのお店を探してるんだけど」
と尋ねたら、自動的に予約可能な店舗やレビュー、予算、場所などを総合した“最適解”を提示してくれる。
旅行業界であれば、
「3泊4日でおすすめの海外旅行プランは?」
と質問すれば、航空券からホテル、観光地のおすすめ情報まで出てくるかもしれません。
このように、アンサーエンジンが私たちの暮らし全般に影響を与える日も、そう遠くはないと思います。
4. 情報がもたらす光と影
ただ、ここで気をつけたいのは、アンサーエンジンをはじめとする技術が「私たちが目にする情報をどこまでコントロールできるのか」という点です。
最近のマスコミ報道でも、情報操作の懸念がしばしば話題に上がります。
アンサーエンジンの場合は、検索した人が直接リンクをたどって比較検討する手間が減るぶん、最終的な“答え”を提示する企業や仕組みが情報を統制しやすくなってしまう面もあるでしょう。
大手IT企業(いわゆるGAFAなど)が独占的な立場を得れば、自社と提携しているサービスばかりが目立つ結果として表示されるかもしれません。
中小企業や、資本力があっても情報発信力の弱い企業は、その波に飲まれてしまう危険性があります。
良いサービスを提供していても、アンサーエンジンの“答え”に含まれなければ利用者の目に留まらない。
そうなると、いくら努力しても世の中に知ってもらえず、ビジネスを続けるのが厳しくなるケースも出てくるかもしれません。
5. ワンダーランドの展望
私自身、この年齢になっても、AIやアンサーエンジンのような新しい技術にはできる限り触れていきたいと考えています。
それが未来の世の中を形作っていくのだとすれば、不動産業界も決して他人事では済まされません。
大切なのは、自社の物件情報やサービス内容をわかりやすく整理し、魅力を的確に伝えられる形で発信し続けることではないでしょうか。
つまり、アンサーエンジンに表示されるかどうかに左右されない「企業の信頼度」をいかに築くかがカギになると思います。
お客様から「ここに頼めば安心だ」と思われるような存在になれば、どんなに検索や回答の仕組みが変化しても、結局は頼っていただけるのではないかと考えています。
6. 情報社会をどう乗りこなすか
今後も、情報技術の進歩によって私たちの生活やビジネスは大きく変わっていくでしょう。
便利になる一方で、情報が偏って提示される危険性も忘れてはいけません。
だからこそ、不動産会社を営む身としては「正しい情報を、お客様の役に立つ形で届ける」という初心を大切にしていきたいと思っています。
アンサーエンジンが当たり前になる未来では、答えにアクセスするまでのプロセスが短縮され、スピードや効率がさらに求められるはずです。
そんな中でも、最後は「人と人の信頼関係」がすべてを決めるのではないでしょうか。
私はその信頼を守り、育てるために、これからも学びを続けながら時代の変化に柔軟に対応していきたいと思います。
今後のアンサーエンジンの進化にも、ぜひ注目してみてください。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。