韓国旅行で見えた「まち」と「働き方」──浪速のまちから外を見て思うこと
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
社員とともに韓国・ソウルを訪れる機会がありました。
私にとっては、日々の業務から少し離れ、外の空気を吸いながら“まち”を見つめ直す良い機会になりました。
私は大阪市浪速区で生まれ育ち、今も浪速区で不動産業を営んでいます。
地元をよく知る者として、そして“まち”を扱う仕事をする者として、海外の都市に触れることで見えてきたことを、少しだけお伝えしたいと思います。
1. ソウルのまちは「夜からが本番」
まず感じたのは、夜になってからのまちのにぎわいです。
日本でもコンビニは24時間営業が当たり前ですが、ソウルではファッション系のショップが入ったビルが夜遅くまで開いていたり、屋台が深夜まで食べ物を売っていたりする光景がごく自然に見られます。
「ナンデモン(南大門市場)」では、なんと夜の22時か23時ごろから、露店が続々と商品を並べはじめるエリアもありました。
観光客向けではなく、地元の人たちも普通に買い物をしている。
そんな“夜型都市”ならではの暮らしが、まちの活気を支えているのだと感じました。
商店の明かりが深夜までまぶしく、歩く人の姿が途絶えない。
音楽が流れ、人の声が重なる。
まち全体が「夜を楽しむ仕組み」になっているように思いました。
2. 駐車場と住宅事情から見る違い
ソウルのまちを歩いていて、もうひとつ強く感じたのが「駐車場の少なさ」です。
繁華街はもちろん、住宅街の中でも日本のような月極駐車場や空き地を活用した駐車場がほとんど見当たりませんでした。
それもそのはずで、韓国は国土面積が日本の約4分の1しかなく、人口は5,000万人を超えています。
限られた都市部に人が集中して住んでいるため、土地の使い方に工夫が求められているのだと思います。
その影響もあってか、都市部では戸建てよりも圧倒的に“マンション”が主流だと聞きます。
確かに街を見渡しても、高層の集合住宅がずらりと並んでいて、いわゆる日本のような一軒家の住宅地はあまり目に入りません。
高層のマンションに家族ごと住み、車を持たずに公共交通で生活する――そんなスタイルが、都市における合理的な暮らし方として根付いているのかもしれません。
駐車場が少ないのも「不便」というより「車に頼らない暮らし」に都市全体が適応しているように見えました。
3. ソウルの交通事情
ソウル滞在中、タクシー料金の安さには驚かされました。
2023年2月の料金改定以降、ソウルの一般タクシーの初乗り料金は4,800ウォン(約480円)で、距離に応じて加算されます。
深夜料金の割増はありますが、それでも東京や大阪と比べるとかなり安く利用できました。
また、ソウル市内では駐車スペースの確保が難しいため、路上駐車が一般的のようです。
特に夜間の市場周辺では、車両が縦列駐車されており、隙間がほとんどない状態で停められている光景を目にしました。
これは、都市部の限られたスペースを有効活用するための工夫とも言えます。
4. ソウルに比べて、大阪の夜は
それに対して、大阪のまちはどうでしょうか。
私の暮らす浪速区も、以前に比べて訪れる外国人観光客が格段に増えました。
特に大国町周辺では、夜遅い時間帯にスーパーやコンビニに多くの外国人が並んでいる光景をよく目にします。
にぎわっているようにも見えますが、考えてみれば、夜22時を過ぎると多くの商業ビルやショッピング施設が閉まり、外国人観光客が行ける場所がほとんどなくなってしまうからかもしれません。
唯一、遅くまで開いているスーパーやコンビニに人が集中している、という見方もできそうです。
もちろん、私の推測ではありますが、大阪のまちは夜になると選択肢が急に少なくなるという現実はあると思います。
難波や心斎橋などの繁華街も、昼間は観光客であふれ返っており、まるで“日本語より外国語の方が多く聞こえる”と感じるほどです。
観光都市としての大阪の活気は、日中に関しては韓国に負けていない――むしろ勝っていると感じる場面もありました。
ただ、夜のにぎわいという点では、ソウルの方が一枚上手だったようにも思います。
商店の明かりが絶えず、まち全体に“夜を楽しむ余地”が残されている――そんな印象を受けました。
5. 街の景観と、その背後にある思想
もう一つソウルで印象的だったのは、ビル群の高さが整っていること。
同じような高さの建物が連なり、遠くから眺めたときに一つの大きな“都市の輪郭”のようなものを感じました。
おそらく法的な高さ制限や都市計画がある程度厳しく定められているのでしょう。
日本と比べると統一感があり、まち全体に整然とした印象があります。
日本では、特に大阪のような都市では、建物の高さや外観はそれぞれの持ち主に委ねられる部分が大きく、結果としてバラバラな風景になることもあります。
それが日本の“個性”でもありますが、景観という視点では、整ったソウルの都市計画に学ぶべき点もあると感じました。
ちなみに、私がよく知る御堂筋も、かつては高さが揃えられていました。
最近の高層ビルの中には、低層部の高さを歴史的なラインに合わせ、上層階はセットバックして建てるなど、街の風格を守る工夫が見られる建築もあり、そうした姿勢に共感を覚えます。
6. 商売と働き方に見る“違い”と“余裕”
ソウルのまちには、夜遅くまで働く人がたくさんいます。
ただ、その働き方は日本とは少し異なります。
スマホを見ながら、何かをつまみながら、それでも商売をしている。
形式的なマニュアル通りではないけれど、人の気配があり、買い物もしやすい雰囲気がありました。
私の知り合いは、韓国で歩いていると、
「お兄さん、財布落としてるよ」と声をかけられて、思わず振り返ると、そこから日本語で商品の売り込みが始まったそうです。
今回私も、ソウルの街中を歩いていると、日本語で「社長、いい鞄あるよ!」とか、声をかけられ、思わず反応してしまいました。
日本人だと判断すると即座に言葉を切り替えてくるその反応の速さ、商魂のたくましさには舌を巻きました。
日本人は真面目で丁寧に働きますが、ときに“頑張りすぎてしまう”ところもあります。
韓国の人々のように、多少力を抜きながらも結果を出すという姿勢から、私たちも学べる点があるのではないかと感じました。
7. 外から見ることで、内の輪郭がはっきりする
今回の旅行は、ただの観光ではなく、自分たちのまちを考えるきっかけになりました。
韓国のにぎわい、商売の姿勢、都市の整備。
どれも刺激的でしたが、私はやはり、大阪、そして浪速のまちが好きです。
それは「地元だから」という情に流されてのことではありません。
このまちには、まだまだ良くなる可能性があると感じているからです。
まちの可能性を引き出せるかどうかは、そこに暮らし、働く私たち一人ひとりの姿勢にかかっています。
便利さやにぎわいだけでなく、人の想いが積み重なってこそ、まちは育つのだと思います。
海外を見て、自分たちの足元に改めて目を向ける――その経験ができたことを、ありがたく思います。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。