地上げ!外国人オーナー物件で突然の「2ヶ月退去」要求──借地借家法から読み解く危険な落とし穴
最近、テレビやSNSでたびたび取り上げられているのが、外国籍の投資家が日本国内のマンションを購入し、管理を委託された不動産業者が賃貸人となって住人に『2ヶ月以内に退去してください』という書面だけを送りつけるというケースです。表向きにはオーナーチェンジ後の再活用や賃料改定を目的とした“通常の手続”のように説明されることもありますが、実際には借地借家法が定める正当事由と手続を完全に無視した、極めて乱暴な手法です。 本稿では、こうした短絡的な立退き要求がいかに法的リスクを孕んでいるのかを整理し、賃借人が取るべき実践的な対応策、さらには外国人オーナー・不動産業者が理解しておくべきポイントを解説します。やや長文ですが、最後までお付き合いください。
1. 事例の概要と急増の背景
・事例:外国人オーナーA氏が都心の区分マンションを購入。管理委託契約を締結したB不動産が賃貸人として賃借人Cさんに『2ヶ月で退去せよ』と文書通知。
・背景:円安とインバウンド需要の高まりにより、日本の不動産が割安に映る海外投資家が急増。短期リノベーション後に高値で再賃貸・再売却する“フリップ”型ビジネスが広がっている。
問題点は明白です。日本の居住用賃貸借契約は強行法規である借地借家法の保護下にあり、オーナー側が契約を解除して明渡しを求めるには、(1) 正当事由の存在、(2) 賃借人との交渉、(3) 立退料の提示──の三要素を総合考慮しなければなりません。ところがB不動産はこうしたプロセスを踏むことなく、「書面一枚で退去できる」と誤解したまま通知を送っています。
2. 借地借家法が定める "正当事由" とは
・判例の蓄積:単純な『自己使用』『建替え』だけでは足りず、双方の利害を比較衡量する。
・主な判断要素:①賃貸人・賃借人双方の建物使用の必要性、②これまでの賃貸借の経緯、③賃貸人が支払うべき立退料の提案、④代替住居の確保 等。
実務上は、この1〜4のパズルをすべて埋め、なおかつ裁判所が「社会通念に照らしてやむを得ない」と認めない限り、明渡請求訴訟でオーナー側が勝訴することは困難です。したがって『2ヶ月で退去』などという要求は正当事由を主張する土俵にすら立てていません。
3. 不動産業者の“法的無知”が招く4つのリスク
1.損害賠償責任:違法・不当な通知により賃借人が精神的苦痛や費用を負担した場合、業者自身が賠償責任を問われ得る。
2.行政処分リスク:宅建業法47条は『不当な勧誘』や『誇大広告』を禁止。繰り返せば免許取消も。
3.ブランド棄損:SNS時代、炎上は一瞬。外国人オーナーにとっても『法を守らない業者』の烙印は資産価値を下げる。
4.訴訟コスト:賃借人が弁護士を立て訴訟となれば、解決まで1年以上・費用100万円超が一般的。
4. 賃借人が取るべき5つのアクション
1.書面のコピーを保管:内容証明郵便で返答する際の証拠になる。
2.専門家相談:法テラスを活用すれば初回相談は無料も可。
3.交渉記録を残す:メール・録音で“言った言わない”を防止。
4.代替案の検討:正当事由が乏しい場合、業者側が立退料を吊り上げてくることも。金額次第では移転を視野に入れる。
5.周囲と連携:近隣の賃借人も同様の通知を受けていれば、集団交渉が有利。
5. 外国人オーナー・業者が心得るべき3原則
・ローカル法規の遵守:母国と日本の法制度は異なる。借地借家法は“契約自由”を制限する強行法規である点を理解。
・専門家の活用:M&AのDD(デューデリジェンス)同様、不動産法務の弁護士・司法書士・管理会社へ事前に相談を。
・長期的視点:短期転売による利益は魅力的だが、訴訟リスクとブランド損失は計算に入っているか。
6. 行政・業界団体への提言
・情報発信の強化:多言語での借地借家法解説パンフレットを整備し、外国人投資家へ配布。
・指導・監督の徹底:宅建業者に対し、不当退去勧誘が確認された場合の指導事例を公開し抑止力とする。
・ADR(裁判外紛争解決手続)の拡充:訴訟前に専門家調停を義務化すれば、当事者の負担を軽減できる。
7. まとめ──“無知”は最大のコスト
『無知にも程がある』という言葉は決して誇張ではありません。借地借家法を理解しないまま退去を迫ることは、オーナー・業者自身にとって最大のコストを招く行為です。賃借人は法律によって強く守られており、一枚の通知で揺らぐほど弱い存在ではありません。
もしあなたが通知を受け取った側なら、まず深呼吸して専門家に相談しましょう。もしあなたが通知を送った側なら、今すぐ手を止め、借地借家法と判例を読み直すことを強くお勧めします。法律は知識ある者の味方であり、知らない者を容赦なく裁きます。
最後に、不動産取引は国籍を超えて複雑化しています。だからこそ、全てのステークホルダーが日本の法制度を正しく理解し、尊重する文化を育てるべき時期に来ています。短期的な利益よりも、長期的な信頼と安全──それこそが真の価値ではないでしょうか。
こちらの話も弁護士に相談して、これから地上げに対応していきます。
なめた不動産業者は淘汰されていきます。
何かお困りのことは有限会社ワンダーランド久保田までご連絡ください。
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。