首都圏と大阪市の中古マンション在庫事情──エリア別の“売り時”を考える
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。
今回は、2025年に入ってから特に話題となっている「中古マンションの在庫減少」について、今どんな市場状況なのか、売主側が知っておきたいポイントを整理していきます。
2025年1月時点で、東日本レインズのデータによると、首都圏の中古マンションの在庫は11か月連続で減少しています。
新規登録件数も9か月連続で減少しており、市場に出ている物件の数が明らかに減っていることが分かります。
この背景には、コロナ禍後の需要回復や、低金利時代の流れを受けた買い控えの反動など、いくつかの要因があります。
しかし、大阪市内の不動産市場は少し事情が異なります。
近畿圏の最新データを見ると、大阪市では在庫の数が大きく減っているわけではなく、前年同月比で微増しています。
つまり物件の数はそこまで減っていないのに、成約価格や成約件数は増えているという状況です。
1.在庫減少は売主に有利な市場?
東京のように在庫が減少し、選べる物件が少なくなっている市場では、売主が強気に出やすい状況です。
確かに大阪市でも成約件数や価格は堅調に推移しており、相場が上昇している地域も見られます。
しかし、大阪の場合は物件の在庫が多く残っているエリアも多く、売主が単純に有利と考えるのは少し慎重になる必要があります。
例えば、人気エリアや駅近物件は需要が高く競争力も強いのですが、少し立地が悪かったり、築年数が古い物件は買い手の比較対象が多く、希望価格で売れないこともあります。
市場全体が“売り手市場”か“買い手市場”かは一概に言い切れず、物件ごとの条件が非常に重要になってきています。
2.見えない競争に注意が必要
在庫が少ないエリアもある一方で、地域や物件の条件によっては似たような物件が多く、見えない競争が存在します。
たとえ相場が上がっていても、同じ価格帯でより条件の良い物件が近隣にあれば、買い手はそちらを選ぶ可能性が高くなります。
そのため、売却の際には単に高値を狙うだけではなく、「どうすれば自分の物件を選んでもらえるか」を考えることがとても大切です。
築年数や間取り、リフォーム歴、日当たり、周辺環境、管理状態など、買い手にアピールできるポイントをきちんと整理し、効果的に伝える工夫が求められます。
3.価格設定と内覧準備の重要性
売却時には価格設定が最も重要なポイントの一つです。
査定価格を参考にしつつも、周辺の取引事例や現在売り出し中の物件と比較し、少し強気な価格でスタートするのも選択肢です。
ただし、強気に出す場合でも、販売開始後の内覧数や反響をしっかりチェックし、反応が鈍いと感じた場合は素早く価格の見直しをする柔軟さも必要です。
また、内覧時の印象も成約に大きな影響を与えます。
簡単な清掃や整理整頓はもちろん、必要に応じてハウスクリーニングを行ったり、生活感を少し減らすだけでも買い手の印象は大きく変わります。
購入希望者が「この物件ならすぐに住めそう」と思えるような状態を意識して整えることが、スムーズな売却につながります。
4.まとめ
大阪市内の不動産市場では、全体として価格が上昇し取引も活発ですが、在庫が少ないわけではなく、エリアや物件によっては買い手がじっくり比較して選ぶ状況です。
売却を考えているオーナー様は、焦って売る必要はありませんが、しっかりと情報を集め、適正な価格設定と内覧準備を行うことが大切です。
自分の物件の強みを理解し、買い手にきちんと伝えることが成功の鍵になります。
ワンダーランドでは、最新の市場データに基づいた販売戦略のご提案も行っています。
売却をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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