相続時精算課税制度とは何か ――不動産をめぐる選択肢を考えるための基礎知識
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
相続や贈与について考えるとき、どの制度を選ぶべきか迷う方は少なくありません。
その理由のひとつは、「制度の仕組み」と「不動産の価値」がそれぞれ別の動きをするためです。
相続時精算課税制度は、聞き慣れない言葉の印象とは裏腹に、不動産を受け継ぐタイミングを考えるうえで参考になる制度です。
1. 相続時精算課税制度とは?
相続時精算課税制度を一言で表すと、
「贈与の時点では大きな税負担がかからず、最終的な精算は相続時にまとめて行う仕組み」です。
この制度では、60歳以上の親などから子や孫へ贈与する場合、2500万円までの贈与には贈与税がかかりません。
ただし、贈与を受けた財産は、将来相続が発生した時に、その評価額に合わせて最終的に計算されます。
相続や贈与には「どの制度を選べば正解か」という絶対的な答えはありません。
それぞれの家庭の事情、受け継ぐ資産の内容、将来の予定によって向き不向きが変わります。
制度を検討するときは、まず仕組みの特徴を理解し、自身の状況に合うかどうかを見極めることが大切です。
2. “相続評価額”と“実勢価格”が違うことが、制度を考えるうえで重要
相続や贈与に不動産が関わると、必ず向き合うことになるのが「評価額」と「市場価格」の違いです。
相続税の計算に使われるのは 相続税評価額 で、路線価や固定資産税評価を基準に算出されます。
一方、実際に売却するときの基準になるのは 実勢価格(市場価格) です。
この2つは必ずしも一致しません。
むしろ、多くの地域では 実勢価格の方が高い ことのほうが一般的です。
たとえば市場では2000万円で売れる物件でも、相続税評価では1200万円ということが十分あり得ます。
この“価格の差”は制度を考える上で大きな意味を持ちます。
相続時精算課税制度では、最終的な税計算は「相続時点の評価額」で行われます。
つまり、相続税評価が市場価格より低い傾向がある場合、制度を使って早い段階で不動産を受け継いでおくことで、結果として負担が抑えられるケースがある、ということになります。
もちろん、地域や物件ごとに状況は異なります。
必ず有利になるとは限りませんが、評価額と実勢価格の関係を理解しておくことが制度理解の第一歩 です。
3. 制度のメリットは?
相続時精算課税制度は、名義を早めに整理しやすいという特徴もありますが、不動産に限っていえば、本質的なメリットは 「評価額で最終精算される」 点にあります。
不動産の価値は、エリアの人気、開発計画、人口動態、建物の老朽化など、
さまざまな理由で変動します。
市場価格が今後上がる可能性がある物件であれば、相続時点で“評価額ベースで精算される”仕組みは、結果として家族の負担を軽減する場面もあります。
また、早い段階で名義が整理されていれば、将来必要に応じて売却したり、活用したりと、柔軟に動ける選択肢が広がります。
制度を使うべき場面と使わないほうが良い場面はありますが、不動産の価値が常に変化することを踏まえると、制度を知っておくこと自体が判断の幅を広げる といえます。
4. 制度を使うかどうか
相続時精算課税制度にはメリットもありますが、使うことで注意が必要な点も存在します。
たとえば一度制度を選択すると、その後の贈与については暦年課税に戻すことができません。
また、将来の相続時に相続財産として再計算されるため、必ずしも税負担が軽くなるとは限りません。
しかし、こうした注意点は「制度が悪い」という話ではなく、向き・不向きが分かれる制度であるというだけのことです。
大切なのは、家族の構成や不動産の種類、将来の生活設計に合わせてどの選択が合っているかを判断すること です。
制度を利用することで得をする家庭もあれば、暦年課税の方が合う家庭もあります。
不動産の価値や状況によって選択肢は違ってきます。
5. まとめ
相続や贈与は、いざ向き合うと複雑に感じられるものです。
しかし制度を知っておくことで、“何を決める必要があるのか” が自然と整理され、家族内での話し合いも進めやすくなります。
相続時精算課税制度は、不動産をどのように受け継ぐかを考える際のひとつの選択肢として活用できる場面があります。
制度を使うかどうかは家庭ごとに異なりますが、不動産は名義や管理方法が将来の負担に直結します。
制度の特徴を知っておくことで、より現実的な選択肢や方向性が見えやすくなります。
今回の内容が、不動産を受け継ぐ際の判断材料のひとつとしてお役に立てば幸いです。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。