「商品が良くても、仕事が雑なら信頼は失われる」――ある見積対応から得た教訓
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
今回、ある上場企業のBtoB事業部とのやり取りを通じて、強く考えさせられる出来事がありました。
結論から言えば、「商品が良い」ことと「取引先として安心できる」ことは別物だ、という当たり前の事実を、あらためて突きつけられたのです。
やり取りの発端は見積依頼でした。
午前中にZoomで商品説明をしてもらったのに、見積もりが夕方になっても届かない。しかたなく、連休に入るので見積もりにどれだけ時間がかかるのだろうか?人によって価格が違うのかという疑念を抱いたので、こちらが、メールでお願いしたらすぐに連絡があり。「送料金が分からず見積書を作成できない」と「来週になります」。
え!って感じです!率直に何考えて仕事してるの?となりました。
届いた見積書を確認すると、いくつか気になる点がありました。
まず、配送費が見積に含まれていないことは前に述べた通りで、これは単に「含め忘れ」ではなく、事情としては「運送費用を事前にきちんと調べておらず、来週以降に運送業者へ確認してから提示する」という状態でした。現場事情として理解できなくはありません。しかし、法人取引においては、費用の一部が未確定であるなら、その旨を最初から明確にし、いつ・どのように確定するのかを示すのが筋です。
加えて、保守パックの表記が分かりにくい点もありました。3年・5年という期間の違いは理解できても、「これは上乗せなのか、選択肢なのか、二重計上になっていないか」という疑問が残る。こちらが検討しやすい形に整理されていないと、確認の往復が増え、その分だけ意思決定が遅れます。BtoBでは、この“往復の手間”自体がコストです。
そして、返信が遅い。
忙しさはどの会社にもあります。けれど、返答が遅れるなら「いつまでに返すか」を伝えるだけで、相手の不安は大きく減ります。連絡が遅い状態が続くと、内容以前に「この取引、大丈夫だろうか?」という疑念が積み上がっていきます。
しかし、私が一番引っかかったのは別の点でした。
添付された見積書のファイル名です。記載された当社名が、「有限会社」ではなく「限会社」になっていたのです。「有」の一文字が抜けている。些細な誤字に見えるかもしれませんが、法人間取引において、会社名の誤記は軽く扱えません。契約書や請求書、納品書に連鎖すれば、経理処理・支払い・監査対応にまで影響する可能性があります。何より、取引の入口で「基本が雑」という印象を与えてしまう。商品もそのようなものとこれも印象に残ってしまいます。新入社員でできません。これは通用しません。
商品が良い、価格が魅力的、上場企業で安心――。
そういう“看板”があるほど、実務の粗さが余計に目立ちます。BtoBは、最終的に「人」と「運用」と「信頼」で継続が決まります。商品力が高くても、事務対応やコミュニケーションが追いつかなければ、長期の付き合いにはなりにくい。これは、取引先としての評価軸が「モノ」だけではないからです。
ここで、もうひとつ大切な感情が湧きました。
相手企業への不満と同時に、「もしかして自分の会社も、同じようなことをしているのではないか」という疑心暗鬼です。
忙しさを理由に、
・費用など“未確定”を曖昧なまま出していないか
・見積の内訳(配送/設置/設定など)を分けずに相手へ丸投げしていないか
・保守やオプションの意味を、相手が理解できる形で説明していないか
・誤字脱字を「この程度なら」と放置していないか
・返信が遅れるときに、期限の連絡すらしていないか
一つひとつは小さなことです。けれど、それが積み重なったとき、相手に残るのは「この会社は雑だ」という印象です。そして、雑さは信頼を削ります。信頼が削れた状態では、どんなに商品が良くても、決裁は通りにくくなるし、取引は続きにくい。
今回の件は、相手を責めて終わる話ではありません。むしろ、自社の仕事のやり方を点検するための“教材”になりました。
だからこそ、私は自社で次のことを徹底したいと思います。
未確定費用があるなら「未確定」と明記し、確定時期・確認方法を必ず添える
相手が選べる項目は内訳を分け、比較しやすくする
保守やオプションは「選択肢」「上乗せ」「総額」が一目で分かる書き方にする
会社名・宛名・数字・条件は、送付前に必ずダブルチェックする
返信が遅れるなら、まず期限の連絡を入れる(沈黙しない)
当たり前の徹底は、地味ですが強い。
そしてBtoBでは、その地味さが会社の信用を作ります。
「(不動産)商品が良ければ売れる」ではなく、「安心して任せられる会社だから選ばれる」。
今回の一件は、その事実を自分の腹に落とす出来事でした。
二度と同じ印象を、お客様に与えない。そう誓って、日々の見積一通、メール一通から整えていきたいと思います。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
https://www.720901.com/
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・mail [email protected]
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住所:大阪市浪速区敷津西1-1-25
Tel: 0120-720901(なにわくで一番)
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Fax: 06-6643−3363
Fax: 06-6647-3363
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。