資格取得だけで満足せず、常に成長を目指す!
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
今日は、資格についての私の考えをお話ししたいと思います。
資格はスタートライン
何かの資格を取得したからといって、それだけで専門家と名乗ることができるわけではありません。
もちろん、一部の資格には、その資格を取得すればある程度の仕事ができるものもあります。
例えば、司法書士はその一つと言われていて、資格取得後半年程度で独立して仕事を受けている人も少なくありません。
実務経験の重要性
しかし、多くの資格は、取得後にその専門性を高めていくことが必要です。
例えば、宅建士の資格を持っているだけでは、売買仲介の重要事項説明書の書き方や物件の調査、価格の査定などは分かりません。
私も宅建士資格を取得して間もない頃は、契約書や重要事項説明の書き方も分からず、教えを請うために、大手の不動産仲介会社に多くの人は門をたたきます。
土地建物、土地、区分所有建物、借地権上の建物、収益マンション、賃貸の権利売買(有体動産物契約)、田畑、山林などなど、書式は変わるし、誰も教えてくれません。
その後、多くのお客様の契約に携わらせていただき、経験を積んだことで、今ここでプロの不動産屋として、専門性を持った仕事ができています。
余談ですが、私は宅建協会の本部の相談員もさせて頂いています。その相談は重要事項の説明の時期であったり、重説の書き方を教えてもらいたいと電話がかかってきます。宅建士の試験の内容とはかけ離れたものとなっています。
同様に、行政書士も資格を取得しただけでは何もできません。
知り合いの行政書士は、資格を取得してからどのように専門性を磨いていくかが重要だと言っていました。
もちろん弁護士も、離婚、企業のM&A、不動産、扱っているものによって全然別の知識が必要になりますので、弁護士になってからの専門性が重要になるでしょう。
資格だけで専門家を名乗ることの問題
これは非常に問題です。
資格を取得しただけでは、その分野における深い知識や実務経験が欠けていることが多いため、誤解を招くだけでなく、お客様にとっても大きなリスクとなります。
資格を持っていることでお客様はその人を信頼し、高い期待を寄せます。
しかし、実務経験がないままに大風呂敷を広げてプロだと名乗ると、実際のサービス提供が期待に応えられないことが多々あります。
これにより、お客様は不満や不信感を抱き、最悪の場合、重大な問題や損失を被る可能性があります。
また、実務経験がない専門家は、現場で直面する具体的な問題やトラブルに対処する能力が欠けていることが多いです。
資格試験では理論や基本知識を学びますが、実際の業務では柔軟な対応力や問題解決能力が求められます。
これらは実際の経験を通じてしか得られないスキルです。
真の専門家は、自分の知識や経験を常にアップデートし、実務での経験を積み重ねていくことが重要です。
資格を取得しただけで満足するのではなく、実際の業務を通じて深い専門性を磨いていくことが必要です。
お客様に対して誠実であり、信頼を築くためには、資格取得後の努力と経験が不可欠です。
玄人の意味
どこかの番組ではないのですが、プロとは日本語では「玄人(くろうと)」と言われます。
「玄人」という言葉には、
「ある技能などに熟達した人や職人・専門家」
という意味があります。
熟語に使われている「玄」という文字には、「黒色・奥深い」という意味があり、そこに「人」がついて、その道を深く追求した熟練者を表しています。
玄人とは、見えない先のことが見え、先を読んだ対応ができる人のことを指します。
最後に
資格を取得することは素晴らしいことですが、それだけで満足せず、常に成長を目指していくことが大切です。
私たちも、常に学び続け、お客様に最高のサービスを提供できるよう努めて参ります。
これからも、ワンダーランドは自身から変わり、環境を周りを良くしようと努力の人(法人)でありたいと考えています。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
https://www.720901.com/
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住所:大阪市浪速区敷津西1-1-25
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Fax: 06-6643−3363
Fax: 06-6647-3363
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。