本を読まない営業マンに感じた疑問~成功者から学ぶ読書の力~
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
最近、当社を訪ねてきた若い営業マンが「本を読まない」と言い切ったことに驚きました。
若い営業への気づき
先日、営業でやってきた若い人と話していた中で、本を読むか聞いてみると、
「本は、読みません!」と言い切っていました。
私は思わず、「それはあかんやろ!」と心の中でツッコミました。
成功したいのなら、何かを待つのではなく、自分から動かなければなりません。
成功への近道は、成功者の足跡を学ぶことです。
それができるのが、本です。
そんな私も学生時代から会社を興すまで、本をほとんど読んでいませんでした。「本を読め」と言われても、なかなか手をつけることができなかったのです。しかし、平成2年5月に宅建免許を取得し、バブルが崩壊した後、不動産業が行き詰まり、どうすればいいのか分からなくなった時、初めて本を読むようになりました。そこに活路を見出そうとしたのです。
私自身、若い頃から「坂の上の雲」や「龍馬が行く」といった歴史小説から多くを学びました。
「坂の上の雲」からの教訓
司馬遼太郎の「坂の上の雲」は、私が何度も読み返している本の一つです。
この作品は、明治時代の日本が西洋列強に追いつこうと、全力で努力する姿を描いています。
特に、主人公たちが直面する困難や逆境に対して、決して諦めることなく挑み続ける姿勢は、深い感銘を受けます。
彼らの目標に向かって進んでいく姿は、現代に生きる私たちにも多くの教訓を与えてくれます。
主人公の一人である秋山好古は、貧しい農家の出身でありながらも、自らの努力と志で軍人としての地位を築いていきます。
彼が追い求める「坂の上の雲」は、決して容易に手に入るものではありませんでしたが、それでも彼は前進を続けました。
この姿勢は、私たちが日々の努力を怠らず、目標を持って進んでいくべきだと強く教えてくれます。
また、作品全体を通じて描かれる明治日本の進取の精神は、変化を恐れず、未知の世界に果敢に挑む姿勢を示しています。
日本が西洋列強と肩を並べるためには、ただ技術や知識を取り入れるだけではなく、国全体が一丸となって新しい価値観を創り出す必要がありました。
これは、私たちが個人としても、社会としても、成長し続けるために必要な姿勢ではないでしょうか。
この物語は、私自身の生き方にも大きな影響を与えてくれました。
どんなに険しい坂道であっても、その先に目指すものがある限り、歩みを止めずに進み続けることの大切さを教えてくれます。
さらに、松山を訪れた際には「坂の上の雲ミュージアム」にも足を運びました。
ここでは、作品に登場する人物たちの背景や時代の空気をより深く理解することができました。
私もこの場所で、歴史に触れながら自分のビジョンを再確認し、新たなエネルギーを得ることができました。
松山を訪れた際は、坊ちゃん風呂(冷え切ったポンジュースを頂き)でリフレッシュしながら、ぜひこの資料館にも立ち寄ってみてください。
戦国武将から学ぶ
歴史上の偉人たちは、私たちに数多くの教訓を残しています。
織田信長は革新性を持ち、時代に先んじた戦略で天下統一を目指しました。
彼の大胆な改革精神は、常に新しい方法を模索し、変化を恐れずに挑戦し続ける姿勢を教えてくれます。
豊臣秀吉は、平民から天下人へと上り詰めた、柔軟で機転の利く人物でした。
彼は環境に適応し、状況を見極めながら、人材を適材適所に配置し、周囲の力を最大限に引き出しました。
その柔軟性と人心掌握の技術は、現代のビジネスリーダーにも通じるものがあります。
明智光秀は、知略と慎重さで織田信長の下で要職を担い、複雑な情勢の中で生き抜いた人物です。
彼の知略と計画性は、目標を達成するために緻密な準備と先見性が重要であることを教えてくれます。
戦国時代の厳しい環境で、これらの武将たちは自己を高め、周囲を巻き込みながら目標を達成しました。
彼らに共通しているのは、時代や環境に流されず、自らが行動し、知識を蓄え続けた姿勢です。
この姿勢は、私たちにも学ぶべき重要な教訓を提供してくれます。
本を読むことの重要性
私がこれまでに読んできた本から得た知識や教訓は、日々の仕事や生活に大いに役立っています。
読書は、時間の無駄ではなく、未来への投資です。
だからこそ、本を読むことの価値を改めて感じているところです。
もし、皆さんも興味があれば、ぜひ本を手に取ってみてください。と言う私はこの仕事を一人でするようになってから読むようになったのですが・・・
本を読むことで、より多くの視点や知識を得ることができ、お互いに学び合いながら、成長していけたら素晴らしいと思っています。
もし、お客様が不動産に関するご相談やお悩みをお持ちでしたら、ぜひお気軽に、ワンダーランドにお問い合わせください。借地のことから家賃滞納・建替や相続問題・隣のお宅の木岐が邪魔とかでも、どんなことでも一度ご相談ください。
しるとしらないでは全然結果が違ってきます。ご遠慮なくどうぞご連絡ください!
追伸:「将軍」を観て
「将軍」の物語やその時代背景では、「運命を自ら開く」という考え方が重要なテーマの一つとして描かれています。この考え方は、単なる受け身ではなく、自分の意思や行動によって人生を切り拓くという意味合いを持っています。特に、武士道に基づく生き方では、自らの運命に対して責任を持ち、それを受け入れつつも、自分の力で道を切り開いていく姿勢が重視されます。
切腹という行為も、この「運命を自ら開く」という考え方と深く結びついています。切腹は、武士が自分の生き様や最期を自らの意思で決定する行動であり、それによって名誉や尊厳を守ろうとします。つまり、自分の運命を受け入れつつも、その最期を自ら選び、運命に対して積極的に働きかける姿勢が表れているのです。
「将軍」の中での「運命を自分で開く」という言葉は、こうした武士道の精神を反映していると考えられます。武士たちは、運命に翻弄されるのではなく、自らの意思と行動で人生を切り開き、その中で自分の役割を全うすることを理想としました。そのため、切腹の選択もまた、運命に対する主体的な行動の一部として理解されます。
この考え方は、現代においても、自らの人生をどう生きるか、自分の運命をどう受け止め、どう切り開いていくかという普遍的なテーマとして共感を呼ぶものです。
切腹(せっぷく)は、武士道(ぶしどう)と深く結びついた日本の伝統的な儀式であり、名誉や責任を重んじる価値観が背景にあります。
簡単に言うと、切腹は武士(ぶし)にとって、名誉を守るための最後の手段です。切腹はただの罰ではなく、武士が名誉や忠誠を保つための自己犠牲的な行為です。たとえば、戦いに敗れた時や主君に対する不忠が疑われた時、あるいは名誉を回復するために自ら命を絶つことが尊重されたのです。
切腹は、武士が自分の過ちや失敗に対して責任を取る最も尊い行為とされてきました。また、名誉を失った状態で生き続けるよりも、自らの命を絶つことでその名誉を守ることができると信じられていました。そのため、「生き方」という見方ができます。これは、死を恐れず、自分の信念や価値観を貫くという生き方の一つの表れです。
現代の価値観から見ると理解しがたいかもしれませんが、武士にとって切腹は、自らの誇りを示し、他人に対しても自分の決意を明確にする手段でした。このような文化背景を持つ切腹は、単なる自殺行為とは異なり、名誉や誠実さを重んじる一種の「生き方」として日本の歴史に刻まれているのです。
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
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大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。