内容証明が届いたらどうする?相続トラブルでも慌てない冷静な対応法!
不動産・相続について勉強中の、ワンダーランドMAIMAIです。
相続の問題が生じたとき、突然内容証明郵便が届くことがあります。
このような郵便を受け取った際、驚きや恐怖を感じる方も少なくありません。
内容証明郵便は、法的な手続きを見据えた一手として送られることが多いため、その重みを感じるのは当然です。
しかし、すぐに慌てる必要はありません。
ここでは、内容証明郵便に対する冷静な対応方法をお伝えします。
1.内容証明郵便とは?
内容証明郵便は、送信者が「何を、いつ送ったのか」を証明するための手段です。
これが送られてきたからといって、必ず訴訟が始まるわけではありません。
しかしながら、送信者が相続放棄や遺産分割の合意を急がせるための圧力として利用するケースも見られます。
相手方が提示している条件に納得できない場合には、簡単に応じる必要はありません。
2.相続が複雑になる事例は?
相続関係が複雑になっている相談で特に多いのは、兄弟間の相続で、さらにその下の世代に代襲相続が絡んでくるケースです。
複雑な権利関係の中で、21分の1といった細かな相続割合が登場することもあります。
こういった場合、当事者間の意見の相違から、弁護士が介入し、内容証明郵便が送られてくることもあるのです。
内容証明郵便が届くと、多くの人が心理的なプレッシャーを感じてしまいますが、冷静にその内容を確認することが大切です。
3.実際に内容証明郵便が送られてきたケース
先日当社に相談に来られた方は、叔父Aが被相続人(亡くなった方)で、叔父Aが所有する不動産の相続についての相談でした。
叔父B(Aの兄弟)が決めた、遺産分割協議書に署名捺印することを求められましたが、相談者の方は納得できず「サインしない!」と伝えていました。
そうすると、叔父Bからだけでなく、何の関係があるのかよく分からない不動産業者C(いわゆるブローカー)からも、何度も電話で署名捺印するように催促されました。
さらにブローカーCは、この件に直接関係のない相談者の知り合いにまで、この不動産の相続に関する話をし、嫌がらせのような行為をする始末でした。
じわじわとストレスをかけられながらも、納得することができない遺産分割協議書に署名捺印したくない気持ちを保っておられた相談者様でしたが、
そんなある日、弁護士から内容証明郵便が届きました。
その内容は、個人情報もあるのであまり多くは書けませんが、
貴殿はいろいろな事を理由にして、現時点では署名捺印を拒否されています。
貴殿が署名捺印しなければ、貴殿にとって不利なことになりますよ。
(具体的な内容は書けませんが、多少脅しめいた文章でした。)
貴殿が署名捺印しなければ、裁判所に対して貴殿を相手に法的措置をとります。
1週間以内に、どうするのか文書で回答をお願いします。
簡単に表現すると、このような内容で、内容証明郵便を受け取った相談者様は精神的にダメージを受け、どうしたらよいものかと、戸惑いや怒りを感じながら、当社へ相談に来られました。
4.対応方法
相続に関する複雑な問題は、専門的なアドバイスを受けることで、解決につなげられることもあります。
内容証明郵便が届いた際には、弁護士に相談するという選択肢もあります。
しかし、実際に当社にご相談に来られる方の中には、既に無料の法律相談をいくつか試したものの、問題の解決に至らなかったというケースも少なくありません。
無料相談では、不動産や相続問題に詳しい専門家に出会えるとは限らず、結果として解決の糸口が見つからないこともあるのです。
また、弁護士に相談するには相談費用がかかりますし、特に、代襲相続が絡んで相続人が複数いるケースでは、相続の持分が少なく、弁護士に依頼することで逆に費用が高くついてしまうこともあります。
ワンダーランドでは、不動産相続に関するご相談窓口として、問題の解決に向けて、最善の方法をご提案させていただきます。
5.相続問題は事前の対処が鍵
相続の問題は、深刻化するよりも前に、早めの対処を行うことが非常に重要です。
実際、相続が発生した後に感情が絡み、問題がさらにこじれるケースも少なくありません。
特に、内容証明郵便が届くような状況では、すでに相手方との意見の対立が始まっていることが多く、感情的な要素が解決を難しくする要因となります。
また、相続問題という事で、親戚間でもめることになりますので、相談できる親戚もおらず、また味方になってくれる親戚もいない状況になることもあり、孤独感を感じることも多いかもしれません。
相続問題は、できるだけ相続が発生する前に対策を講じることが理想です。
親族間での事前の話し合いや、専門家のアドバイスを受けることで、後のトラブルを未然に防ぐことができます。
相続に備えた事前の準備を進めることは、家族全体にとっても円滑な相続を実現するために欠かせないステップです。
6.最後に
内容証明郵便が届いた際、驚くことは多いですが、冷静に対応することが大切です。
必ずしも訴訟が始まるわけではなく、相手の意図をしっかり確認することで、自分にとって最善の選択肢を見つけることができます。
焦らず、時間をかけて判断を下すことが重要です。
当社では、不動産相続の相談窓口を行っており、多くの方にサポートを提供していますので、相続に関するお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談にお越しください。
不動産に関するお困りごとや、相続についてお困りの際は、ぜひワンダーランドにご相談ください。
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