取引における「誠実さ」が信頼を築く理由!
なんば大国町の不動産エージェント ワンダーランド・久保田 博です。
ビジネスの場では、お互いが良い関係を築くことが重要ですが、そのためには信頼関係が欠かせません。
取引や交渉の際、最初に条件を明確に提示することが求められます。
私は、お客様に対して「良い面も悪い面も最初にお伝えする」という姿勢を大切にしてきました。
後出しの条件変更は不信感を生み、長期的な関係に悪影響を及ぼします。
この記事では、不動産取引において「誠実さ」がいかに信頼を築くかについてお話しします。
1. 後出し条件のリスクと不信感
取引の場面で、最初に良い条件だけを並べ立て、後から不利な条件を少しずつ提示することはよくあることかもしれません。
しかし、それが取引のたびに続くと、相手に対する不信感が少しずつ芽生えてきます。
「この取引先は本当に信頼できるのか?」
といった疑念が、長期的なビジネスパートナーとしての価値を損ねるのです。
こうしたリスクを避けるためには、最初から不利な条件も正直に開示することが重要です。
お客様との信頼関係を築くための第一歩となります。
2. 不動産取引における誠実さの重要性
不動産業においては、建物の状態や周辺環境などの重要な情報を隠さずに伝えることが、お客様からの信頼を得る上で不可欠です。
例えば、建物が古くて雨漏りがあることや、ネズミやイタチが出没するリスクがあることなど、不利に思われる情報であっても、私は必ず最初にお伝えするようにしています。
このような情報を後から伝えると、「最初に知っていれば購入を考え直していたのに」とお客様が感じるかもしれません。
それが契約解除のリスクにもつながり、結果的には売主にとっても不利益となる可能性が高まります。
3. 不利な情報の開示がもたらす長期的な利益
短期的には、不利な情報を隠して契約を成立させる方が得策だと考える売主様もいらっしゃるかもしれません。
しかし、こうした情報の隠蔽は、後々大きなリスクを生む可能性が高まります。
最悪の場合、買主様からの契約解除や損害賠償請求といった問題に発展し、売主様自身にも大きな経済的損失が生じる可能性があります。
ですから、私は売主様に対しても「分かっていることはすべてお伝えいただくように」という姿勢を強くお伝えしています。
誠実な情報の開示を通じて、買主様の信頼を得ることができ、結果として売主様にとっても長期的な利益をもたらすと考えています。
また、この事は賃貸不動産のオーナー様にも同様に当てはまります。
賃貸の場面でも、入居者にとって不利な情報を最初に開示せず、後から少しずつ明らかになっていくと、結果として入居者の不信感を招き、契約解除やトラブルに発展する可能性が高まります。
例えば、物件の老朽化による問題や騒音、周辺環境に関する情報なども、誠実に開示し、どの様に対応しているかを伝えることで、入居者の信頼を得られ、長く安心して住んでいただける環境を提供できるのです。
4. 誠実な情報提供が生む信頼
不動産のように高額な取引では、双方にとってリスクも大きく、信頼関係の重要性がさらに高まります。
私たちが誠実に情報を提供し、お客様にとって納得のいく取引ができたとき、お客様には満足していただけるでしょう。
そして、また何かあった際にはワンダーランドに相談したい、任せたいと思っていただける関係を築くことができればと願っています。
誠実な取引は、短期的な利益ではなく、長期的なビジネスの発展につながると信じています。
5. まとめ
誠実なビジネスとは、相手に不利なことも含めて、情報をオープンに伝える姿勢が求められます。
最初に良いことばかりを伝えるのではなく、課題やリスクを含めて情報を共有することが、取引先との信頼関係を深める鍵です。
不動産の取引においても、「分かっていることはすべてお伝えする」という姿勢を大切にしています。
ちゃんと説明しない不動産業者が多いのも事実です。
お客様の信頼を失わないよう、誠実さをもって今後も対応していきます。
賃貸ブログはこちらです!
⭐︎☆ 有限会社ワンダーランド☆⭐︎創業:平成2年4月
・HP: https://www.0120720901.com/
https://www.720901.com/
https://www.720.co.jp/
・mail info@720901.com
・
住所:大阪市浪速区敷津西1-1-25
Tel: 0120-720901(なにわくで一番)
Tel: 0120-720981(なにわくは一番)
Fax: 06-6643−3363
Fax: 06-6647-3363
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
関連した記事を読む
- 2025/02/13
- 2025/02/12
- 2025/02/10
- 2025/02/09
大阪ミナミ 高島屋前の戎橋筋にあった、大阪市立精華幼稚園・精華小学校の出身です。現在エディオン。
なんばスケート場・なんばプール・千日ファミリープール、今あるマルイの地下にあった、ゲームセンター等を幼稚園の時から遊び場にし、小学生の時は、友達の雀球・アレンジボール、コインゲームセンター、雀荘などで遊び呆けて育ちました。
世間では、そんな風うに育てば、ろくな人では無いと思われるか知れませんが、門前の小僧みたいなもので、何をすれば駄目なのか、何をすれば良いのか、がわかるようになったように思います。
そんなこんなで今があります。
「戦争」「コロナ禍」「地震」「円安」「デフレ」。一体この不況はいつまで続くのでしょうか。多くの国民がこの暗いトンネルの出口を探そうとあえいでいます。
不動産業というのは、世間の人から客観的に見ても、「何か恐い」「騙される」「うそをつかれる」「ふっかけられる」等の先入観で判断されがちです。事実、我々不動産業者が同業者を見ても、「狐とタヌキの化かしあい」の様なところも事実あります。その様な部分を改善しょうともせず、勉強をせず営業努力も怠って業界自体も現在に至っています。
そのような中、やはり、お客様の喜びなしではやっていけません。私たちはお客様の笑顔を見るために、本当にいいサービスを本当に喜ばれるように、生意気かも知れませんが、感謝されるお客様をどれだけ創る事ができたのかが大切だと考えています。
しかし、現実は非常に厳しい。まずは、その訳をお聞きください。土地建物の売買の場合、売り物件はどうしても、知名度のある、信用力のある、大手に流れてしまいます。
買いの場合は、極端な話し、手数料が安ければと言われるお客さんもいらっしゃいます。要は業者などどこでもよく、ちゃんと取引が出来れば購入してくれます。 買うのはどこの不動産屋でも同じ!しかし、売るの時は、大手!と言う心理がはたらいています。
大手と街の不動産屋の大きな違いは、資金力・信用力はもとより、取引時の重要事項説明書などの書類関係など調査力と、丁寧さです。街の不動産屋は、道路・ガス・上下水道・隣地境界・道路関係などの面倒のかかる調査は最近やっと当たり前になってきました。全ての不動産屋がいい加減では決してありませんが、でも、私も含めてそうかも知れませんが、不動産屋などをやろうとする人は、一発逆転ホームランを狙うような、楽して儲けようと思う人が多いのも確かだとおもいます。
ワンダーランドの沿革は昭和33年に私の父が難波歌舞伎座裏で南新商事創業(不動産業 免許番号第1590号)。南新商事のお客様を受けつがず、平成2年敷津西に、何とか一年分の生活費を工面し有限会社ワンダーランドをオープン。ゼロからのスタートでした。
平成2年と言うと、バブルの絶頂期で土地を2~3週間も物件を抱くと数百万円も儲かるという時代でした。売買のお客様には金額も張るため、本当の歳(27歳)は言えず、33歳ですと嘘を言わないと信用もされません。
そして、不動産業さえすれば儲かると錯覚し、営業を始めたのですが、土地の値段も坂を転げ落ちるように下がり、なかなか売買の仲介ができませんでした。
私自身、まだ弱冠27歳で、妻と二人で事務所にいるだけで電話もかからず、月に1件賃貸の契約が出来れば良いほどで、売買などは皆無でした。幼い子供がいたために、事務所の2階には子供を寝さす部屋として2畳の和室(現在もあります)を作りました。妻と子を養うどころか、不動産業だけではどうにもならず、妻もパートに行き、そして、夜は子供が寝静まってから、なんとか輪転機のリースが通った機械で寒い冬も、暑い夏も、チラシ作成し、それを妻と二人で配りに歩きました。しかし、結果を出すことが出来ず。妻には迷惑ばかりをかけていました。
なんとか、かんとか5年ぐらい持ちこたえることができ、その頃から1人2人とスッタッフにも恵まれ賃貸にも力を入れ、売買と賃貸の両輪で営業を進め、おかげさまで、平成11年6月に、大阪市浪速区元町1丁目(私の実家)に2店舗目を出すことが出来ました。(2020年に難波店閉店)
いくらワンダーランドが儲らなくても、嘘をついて儲けたくはありません、お客様に喜んで戴き「また使ってやる」と言われなければと考えております。
皆様に支えられて、浪速区内の元町・敷津西・敷津東・大国・難波中・戎本町の木津中校区での売買・賃貸の仲介実績をあげられるようなりました。
その間、小学校や中学校のPTAの会長や地域のお手伝いをさせて頂くようになり、賃貸管理も雪が春の日差しで徐々に溶けるように、任せて頂けるようになりました。
今は、この様にいろんな角度から応援してくれた皆さんに感謝しています。現在スタッフは私・妻を含め7名(内宅建士6)です。
幸せ感は人それぞれ違うかも知れませんが、今ある自分は皆さんのおかげで生活できる事に心より感謝し、皆さんの喜んでいる顔を思い浮かべ、一意専心に物事にあたっていきます。
好きな言葉 死は好むべきにも非ず、亦悪むべきにも非ず。 道尽き心安んずる、便ち是死所。 世に生きて心死する者あり、身亡びて魂存する者あり。 心死すれば生きるも益なし、魂存すれば亡ぶるも損なきなり。 死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。